「だったら(愛してなんて、言ったことあっただろうか)」
しばらくこっちで更新します。
ちょっと色々あってHP更新が出来ないので。
リハビリついでに錫也を書いてみました。
昨日、PSPの春手に入れたしね!
幸せになれないベース。
嫌な女。
が嫌いな人は見ない方がいいです。
そして大体の通り月子NOT=主人公ですよ。
気をつけてください。
醜いのって女の特権だと思うんです。
ちょっとずるがしこいぐらいが男の子にもてるんじゃないかなぁと。
ブログ投稿なので名前変換はありません。
ご了承ください。
では、続きからどうぞ。
笑った。怒った。泣いた。
すべて君の隣で、今までしてきたこと全て後悔することがあるのなら今だ。
わざとらしく、けれどそれがばれないように至って普通にこけてみせるの。
いたいな。すごくいたい。
「おっまえ… また、盛大にこけたなぁ。」
ぷっと吹き出した錫也の顔をぼんやりながめていた。いたい、 いたい。
「あーあ、髪の毛にまでゴミついてる。」
ぽんぽんっと髪についたゴミを払うその手にぼんやりと思う。
なんてばかなんだろう。
「…った、」いたい、
「ごめん。痛かったか?」
胸を押さえて、顔を歪めたのに気付いてか覗き込むように視線を合わせられる。
「ううん、 へーき。 あはは、」
「全然大丈夫そうな顔してないよ、お前」
「うっそ」
「ほんと」
だってここ、皺になってると眉間に人差し指を当てられた。
「な?」
心の中を見られたわけでもないのに、胸の少し下あたりが痛んだ。
いたい、 いたい、いたい。
「保健室連れてくから、ほら 背中乗って」
ごく当たり前に向けられた声に泣きそうになった、なんて嘘 ただ単純に嬉しかった。
ばかみたいね、こどもみたいね、うん、わかってる。
揺れる、背中はとても広くてすっと頬を摺り寄せた。
「いいの? きっと月子、心配してるよ」
わざとらしい台詞。気付いているんだろうと思いながらもあなたを試す言葉。
「お前はそんな心配しなくていいよ。それに… 俺が放っておけるわけないって知ってるんだろう?」
誰かを羨ましがったって何も得られるはずもないのに、また嫉妬を繰り返すんだろう。
涙が頬滑り落ちる。音なんて無い。息を吸った。
「ごめんね。」
これが最後の弾なの。
「だったら(愛してなんて、言ったことあっただろうか)」
しがみ付いた背中は少し汗ばんでいて、けれどどちらかわからない汗が交じり合う。
ああ、もうあなたを引き止めておく術すら知らないわ。
あなたのそばに、 それはすごく いたいの。
ちょっと戯言。
「()」でお題を考えていた2、3年まえのやつですね。
結構気に入っていたのでいつかこのテーマかなにかでかいてやる!
と思っていたので日の目をみることができてよかったね。
考え付いても大体世に出されてないかわいそうな言葉たち。
ごめんね。
錫也すきです。ぬいぬいも圧倒されるくらいすきになりつつあるw
だってぬいぬいかっこよすぎるからなーw
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